孫の世代からみて、
「我々は孫たちに誇れる仕事をしているのか？ 」
「誇れる地域を自分たちはつくっているのか？ 」
そんな思いが我々の根本を流れている。
「100年後も家族で暮らしたい、働きたい地域をつくりたい」
それは、金融資本中心主義でなく、人のつながり資本主義によって実現されるのではないか？と。
お金を稼ぐのは大切だが、それは継続し影響力を大きくしていくための手段であり、
本当に大切なのは、人と人が繋がり、地域のことや子どもたちのその先の世代が
生きる世界について想いを馳せ、しっかりとバトンを渡すことではないか、と。
少しずつ世の中の流れも変わってきたが、それでもまだまだだと思う。
だからこそ、我々は「100年後も家族で暮らしたい・働きたい地域をつくる」 ことを宣言する。

大学を卒業し、働き始め、一番自分の中に引っかかっていたもの。
「なんのために働くのか？」
「何のために時間をつかい、命を燃やすのか？ 」
それが明確な仕事をしたい、仲間と分かち合いたいと思っていた。
同時に、地域のなかでそれをやろうとすると、起業、という選択肢しかないことにも気が付いた。
だから、我々は、100年後も家族で暮らしたい・働きたい地域をつくるために
「地域が持続的になるための事業をつくる 」
「地域の中でキャリアが描ける（起業だけでなく、経営や参謀、スーパープレーヤーなど）」
ように会社を沢山つくることにした。

地域の中で閉じよう、というものではない。
地域を深く掘れば掘るほど、それは世界の問題であり、地域がよりよくなり、
循環的なシステムを身に付けることは、そのまま世界がよりよくなっていくことだと考えている。
だからこそ、石川県・北陸が、持続的であり、循環的であり、
世界中の人たちが真似をするような、そんなサスティナブルバレーになるよう、
そんな地域になるよう、一所懸命働き、遊び、生活を楽しんでいこうと思う。
一緒に、地域で生活を営む人、仕事する人、遊ぶ人、何回も来てくれる人、
そんな人たちがたくさん集まって、本当に面白い地域ができていくと思う。
そういう想いでつながる人を我々は“顧客”でも“ステークホルダー”でもなく、
“ともだち”とよんでいる。

だから、もし、我々の想いに少しでも共感したら、是非、我々の“ともだち”になってほしい。
“ともだち”が増えれば増えるほど、金融資本主義を超えていけると思うから。
そして、先の先の世代に、素敵な世界を渡していけると思うから。